現在、個人で不動産を所有しています。今からでも法人へ移転させると節税メリットはありますか？

A：個人で所有している物件を法人へ移転させた方が良いかは、
その人の所得の状況や年齢よります。

実際に当事務所に来所されるお客さまで、

法人化した方が税務メリットのでるお客様は50％程度です。
メリットがあるかどうかは、以下のような基準で判断します。

・個人の確定申告において、不動産の所得金額が300～500万円以上あるか。
・その設立した法人から給与を支給できる親族はいるか。
・その物件に抵当権は設定されているか。

抵当権がなく、帳簿価額が小さいが、キャッシュフローが良い物件は移しやすいです。

また移転させる場合は、建物のみを移転させます。土地も一緒に移させると移転コストが大きくなるためです。